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陳家は台湾へ移民してから約270年歴史（約西暦1730年から）続いてきた一族である。
今回修復する当建物は東山陳家6代目により建てられたものです。
台湾台南県の東山郷で古い民家の部類にはいります。
建物概要：
建物の正面（南向き）が島国で台風がよく来ることと強い日差し、湿気がひどいせいか、
木部の老朽化がはなはだしく、柱・梁・飾り絵を補強しながら、修復・改修を行いました。
・昔の飾り絵は長い時代によりかなり損壊しています。
・老朽化なので、壁が崩れ落ちています。梁と柱は虫害と湿気で腐っています。
建材は、当時中国福建から運んできたもの。自然災害、風化、虫害、
白河大地震（1964.01.18）・台風などに経って、かなり老朽化になりました。
☆残念なこと：東山陳家4〜5代目からの建物（三合院・内護龍と外護龍）は2005年末に解体されてしまいました。（道路の整備により） |
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［data］作品データ
建物形態：台湾漢族建築様式（建材は当時中国の福建から運んできた）
所在地：台湾・台南県東山郷（Taiwan Tainan)
建物：（陳家）古民家★約95年
協力：蓮花楼工房・廖已宣・吉田和司
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+工事第一段階：
(1) 建物の外壁の飾り絵を修復
(2) 建物の正面の外壁の修復、壁-塗装、古色塗り
(3) 正門の修理と修復
(4) 柱の補強、修理、塗装
(5) 梁の補強、修理、塗装
+工事第二段階：
(6) 建物の正堂の飾り絵を修理
(7) 壁の修復と新しい作品製作
(8) 梁の修復（飾り絵）と補強、修理
+室外照明。
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コンセプト：Tradition Creation 伝承・創造
タイトル：《懐・情・東・山》
・yearning・
・emotion・
・root・
・hometown・
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今回、旅人玄は台湾台南の東山で2006年新しい挑戦をしました。
古民家の修復工事をやりました。
21世紀の今、アジア各国は経済発展を目指して、眩しいアジアの活力を感じながら、
共に文化、環境などがかなり被害者になりました。
政府というものはアート系の立場から、どういう意味があるのかと疑問がいっぱい。
私は、政府というものの役とあのあそこの住民との関係（絆）を考えってみていました。
政府＝人民。
だから、どんな政府あれば、きっとあそこの人民像を感じます。
そして、どんな人民あれば、あそこの政府、環境があります。
もし、あそこの住民は文化財産対する意識が薄い、無関心でならば、
あの国は文化の川にただ浮き草のよう、外見だけの美しさを持ち、浅い中身でまぼろしでしょう。
芸術系の私は何か出来るのか何か未来の人にあげれるか、、、
根本に戻り、あなたはなぜプライドあるか、誇りをもつか、、
町に同じ形の高層ビル、高慢できる国力、経済力だけではなく、
己に問い、心のどこか先人からどんな大切なものを伝承した。
そして、自分の手でどうやって守って進化させる。
今回も感謝の気持ちがいっぱい！！熱く応援してくれた文化を愛する人々に感謝します。
きっと何時か私たちは未来の人生後輩へ
過去の人はどうやってきた、今の自分はどうしている、そして未来への展望！
このすべては私にとって、人生の一つ芸術でもある。
旅人はまた次の旅先に立つ！風に吹かれ〜マイペースで人生の道を歩いて向う。
人生の旅先にて 旅人玄より2006.4 in Tainan
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