台灣基本情報/Fundamental Information

台灣各式各様的基本情報。

台湾について

交通

気候

宿泊



■ 台湾について

十六世紀の大航海時代、日本に向かう途中でポルトガル人によって台湾が発見されました。ポルトガル人は美しい島国の台湾を〈Ilha Formosa、麗しの島〉と呼びました。その言葉にふさわしく、台湾は多様な風景、綺麗な海岸、親しみやすい人々、美食の数々に恵まれています。
台湾はおよそ3万6千平方キロメートル(九州よりやや小さい)とその離島から成り立っています。アジア大陸の東南、太平洋の西岸の東アジア諸島の間にあります。北は日本や沖縄諸島、南はフィリピン諸島に接し、中国の南東部沿岸(福建)と台湾海峡によって隔てられ、アジア各地の交通の要所です。航空機も便利で、気軽に旅行ができます。
台湾は、3000メートルを超すピークが250以上もある山がちな島国です。島をほぼ南北に縦走する5つの山脈(中央山脈、玉山山脈、雪山山脈、阿里山山脈、海岸山脈)が島の総面積の半分近くを占めており、耕作可能地は島の全体の約30%にすぎない。台湾最高峰の山は玉山山脈の玉山(旧日本名:新高山〈にいたかやま〉、海抜3,952m)です。世界上位の人口密集地にもかかわらず、本島の56%は森林に覆われています。高山地帯、温帯、亜熱帯、熱帯と植物の相も多彩で、豊かな生態を育んでいます。
文化面では、異なる時代に台湾海峡に渡ってきた漢民族やオーストロネシア系先住民など多様な民族が多面的な文化を形成しています。その典型の例が台湾の食文化から見えるでしょう。その豊かな民族性に支えられ、大陸各地の中華料理、台湾郷土に育った料理のほか、アジア各地のエスニック料理も手軽に楽しめます。「グルメ王国」台湾として世界的に有名です。
台湾は曾て中国、スペイン、オランダ、イギリス、日本など多くの外国統治時代を経験し、独自の文化の発展が妨げられてきましたが。この土地にいる人々とこの島を愛する人々がこの全ての文化と共に今までの台湾歴史をかいてきました。これからも元気な台湾文化を創っていくのでしょう。ようこそ、台湾![歓迎光臨、台湾]。


■ 交通

空港・航空

国際空港は現在台湾桃園国際空港(台北市内から約40キロ)と台湾高雄国際空港の二つがあり、台湾と世界の主要国家を結んでいます。ただ台湾高雄国際空港への直航便は香港と東南アジアからの少数の航空会社に限られます。
国内航路は台湾本島の主要都市、離島と結んでおり、小型〜中型の旅客機が頻繁に運行されています。休日に往往にして満席となるので、航空会社或は旅行会社で事前の予約がお薦めです。
台北市内にある松山機場[台北航空站]から発着します。航空会社がいくつもあって、価格とサービスを競っています。料金も日本と比べると非常に安い料金です。搭乗手続きは日本とほぼ同じですが、チェックインのときにパスポートが必要になります。
■国際空港
台湾桃園国際空港
[Many languages]
台湾高雄国際空港
[Many languages]

■台北国内空港
台北松山空港
[Chinese / English]


高速鉄道(新幹線)

高速鉄道 (略称:台湾高鉄、高鉄、HSR)は現在、主に台湾西部にある台北、板橋、桃園、新竹、台中、嘉義、台南、左営の8駅を走ります。台北〜高雄間が約1時間半で結ばれました。

台湾高鉄
[Many languages]


鉄道

台湾本島をゆったり鉄道で一周が出来ます。総延長はおよそ1000kmです。基隆から西海岸を回って高雄までの西部幹線は30分に1本程度、花蓮を経由する東部幹線は1時間に1本程度の間隔で特急列車が運行されています。14日前から電話、インターネットで座席の予約が出来ます。台湾鉄道には普通車(普通列車)・復興号(準急)・ギュグァン号(急行)・自強号(特急)
といったランクがあるので時間や費用を計算して決定します。特急列車などの優等列車は全席指定席なので、窓口で座席指定の特急券を購入しなければなりません。購入するには、乗車する列車の名前と目的地の駅名を書いたメモを窓口に見せればOKです。長距離を乗る場合は「駅弁」を買っておくというのも、旅の楽しみの一つです。

台湾鉄道管理局
[Chinese / English]


バス

台湾には、中距離や長距離のバス路線も発達しています。空港と国内主要都市に高速バスで結んでおり、都会では、線路バスが運行しています。国道汽車客運、統聯客運、和欣客運、阿羅哈客運などの大手4 社があります。本数は多く、都会間は24時間体制で運行します。鉄道よりも低料金で、デラックスなシートや設備のバスも多く運行されています。ただし、バスターミナルはバス会社によって異なるので、利用する場合は、乗車、降車のターミナルや発車時刻など、事前に十分下調べをしてください。


海運

基隆・高雄・花蓮が港です。台湾島と各離島(金門・馬祖などの間の交通は飛行機が主流となっているが、フェリーも活躍しています。台湾への海路は基隆・琉球間のフェリーのみです。本島と離島を結ぶ船便は多数運行しているが、一部フェリーは毎日運航しているとは限らないのです。天気によって休航する場合もあるので、事前に確認した上で行程をアレンジしてください。


MRT(捷運)

現在大台北と大高雄にMRT(新交通システム)が運営しています。駅には自動券売機が設置され、コインでチケットが買えます。台北の自動券売機でのきっぷの買い方は日本と違い、手順に注意してください。まず行く先までの運賃を確認して、その料金のポタンを押し、ライプが点いたら硬貨を入れます。「片道きっぷ」は距離によって台湾ドル20元から65元です。

※「一日きっぷ」《一日悠遊券》:回数、距離に限定なし、当日に限り有効です。

当日MRT各駅乗り放題。販売処はMRT各駅の案内所。一枚は200元でうち50元がカード保証金です。使用後三日以内(使用当日に含む)MRT各駅の案内所で保証金50元の払い戻りの手続きを行います。期限きれと人為的に破損されたのが、払い戻りできません。

※長期滞在者にはお得な《悠遊カード》
台北市ではMRT、市バス、公有駐車場などの支払いに利用できる悠遊カードを発行しています。購入はMRTの駅、またコンビニでも。一枚500元でうち100元はデポジット。悠遊カードを使うと運賃は自動的に20%引きとなり、かなりお得です!使用法はカードをMRT改札口にある感知機に近付けるだけでよく、ピーと音がしたら通過出来ます。金額の補充はMRT駅にある「悠遊カード加値機」で100元の札で一万元まで補充できます。MRTの利用から二時間以内に市バスに乗り換える場合、市バス料金一段分(15元)が無料になします。でも、反対に先に市バスに乗り、MRTに乗り換えた場合には割引がありません。
悠遊カードの有効期限は最後一回の加値から二年以内有効です。

MRT駅にある「両替機」に1000・500・100元札をコインの50元に両替出来ますが、1000・500元札を100元札に両替できません。もし入れたら、全部50元のコインになるので、気を付けてください。


MRTホームと車内は全面禁煙です。飲食、ガムも含めて禁止されております。MRT先頭車両と最後尾車の車両は携帯電話の使用を禁止です。

台北捷運[Chinese / English]
高雄捷運[Chinese / English]



■ タクシー


台湾のタクシーの色は黄色です。主要都市のタクシーはメーター制です。夜間11時から朝の6時までは二割増料金を加えます。無線タクシーを呼んだりトランクを利用した場合は10元加算。旧暦春節期間中には料金の調整があります。


■ 気候

台湾は国の中央を北回帰線が通り、北半分が亜熱帯、南半分が熱帯です。年中温暖で、四季のうち春と冬の変化が大きい、夏と秋の変化は小さい。年平均気温は約22℃、平均最低気温は12〜17℃。台北では年間を通して湿度は高めです。雨期はありませんが、12月から3月にかけては雨の日が多くなります。また、日本ほど明確ではありませんが、5月から6月にかけて梅雨もあります。台湾は台風の襲来が多く、毎年平均3〜4個の台風に襲われている。特に8月から10月にかけては、台風が来襲することが多く、時には非常に強い台風に襲われることがあります。台風が来襲の時期には天気予報に注意してください。登山や水上の活動を中止すること。9月〜11月は快晴が続き旅に最適です。12月〜2月は温かく短いが、時に寒波が襲われてくるから、コートの準備も必要です。


■ 宿泊

台湾の都会にはビジネスホテル、郊外には観光ホテル・観光温泉会館が多いです。平均して一泊NT$1500〜NT$6000元程度です。他には民宿、バックパッカー宿、台湾ユースホステル(青年旅舍)などあります。


■ 両替

台湾(中華民国)の流通貨幣は新台湾ドル[NT$]と呼ばれています。紙幣は2000元・1000元・500元・200元・100元、コインは50元・20元・10元・5元・1元。日本円から元への両替は、空港の銀行窓口、政府指定の銀行あるいは国際観光ホテルにて、両替時の領収書を残しておけば、帰国時に円に再交換出来ます。


■ 税、チップ

台湾の消費税はすべて定価に含まれており、店先で加算されることはありません。台湾にはもともとチップの習慣はないが、ホテルや高級レストランでは10%のサービス料金を取る場合があります


■ 公衆電話

台湾の公衆電話はコイン式とカード式があります。コインは1元・5元・10元硬貨を投入。カードはテレフォンカードとICカード二種類があります。それぞれ100元及ぶ200元・300元があり、コンビニや駅の売店で購入できます。市内の場合は、NT$1元で一分間の通話ができます。国際電話ダイレクト通話は国際間の約定により国際通話料金をNT$5元単位で計算します。

■国際ダイヤル通話(台湾から日本に掛ける場合)
002/009(国際電話識別番号)→81(日本の国番号)→0を除いた市外局番(東京なら3になる)→相手の番号。


■ 郵便

台湾の郵便局では、普通・速達・書留・小包・宅急便などのサービスをおこなっています。営業時間が月曜から金曜まで(AM8:30〜PM17:30)。一部郵便局が土曜休日も窓口を開けています。切手は郵便局以外にはコンビにやホテルでも扱っていることがあります。ポストは赤(航空便/速達専用)と緑(国内普通)が二種類あります。市中にあるが、ホテルにも設置されていることもあります。国内宅急便はコンビニでも扱っています。


■ 電圧

台湾の電圧は110V 60Hzで、コンセント形状は日本と同じです。

厳密に言うと、日本は100Vのため台湾で日本の電気用品を使用する場合は変圧器が必要となります。



■ 水道

台北の水道水は安全ですが、水質は日本と異なりますから、煮沸していない水道水は飲まないことをお勧めします。台湾にはコンビニが多く、ミネラルウォーターも売られているので、これらを利用すればよいでしょう。


■ ビジネスアワー

公共機関は月曜から金曜(AM8:30〜12:30 PM13:30〜17:30)まで。
一般企業は月曜から金曜(AM8:30 / AM9:30〜PM17:30 / 18:00)までが一般的。
商店の多くは(AM10:00 / AM11:00〜PM21:00 / 22:00)で、旧暦正月以外無休が多いです。
レストランはランチが(AM11:30〜PM14:00)、ディナーが(PM17:30〜PM21:00)。
コンビニは原則24時間年中無休。


■ テレビ

公共電視文化事業基金会(公視)、台湾電視公司(台視)、中国電視公司(中視)、中華電視公司(華視)、民間全民電視公司(民視)などの全国ネット地上波局のほかに、ケーブルテレビ局も多数存在し、各種専門チャンネルによる放送が24時間行われている。ホテルは地域によるが、大体ケーブルテレビなので、日本のNHK海外放送やいろんな番組も見えます。


■ 公衆無線LAN

台湾は公衆無線LANの取り組みに関して、もっとも熱心な国のひとつである。台北市と台湾南部の高雄県で進むプロジェクトで、台北市では世界最大の公衆無線LANのプロジェクト「網路新都」が始まっています。また、空港のほとんどのエリアが無線LANでカバーされています。ホテル、デパート、コーヒー屋さんなど営業営業サービスとしても多いです。




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