■寒い〜

2001年、人生はこんな時もあるね!
お金が無いために人としての最低限の居場所もなく、
僕はあちこちの友達の家を泊まり歩いた。
旅に出る時にいつも使っている鞄に今の僕の全財産がある。
僕はその鞄と共にまだ寒い日本の春を暮らした。
家のない生活は結構厳しいものだ。
特に雨の日、夕方の頃、疲れて眠い時など、その苦しさは心から溢れて来た。
夜に往く場所もなく、コンビニで無頼派と言う安いウィスキーを飲んで、
畑の端の竹で作られたボロボロな100円野菜売り場で寝てしまった。
目が覚め、小雨の降る朝霧の中のとても美しい畑を見て、あぁ!未だ生きてると思った。
心が凄く疲れて淋しかった。これは一生忘れない、卒業の後のスタートなのだ。
例え何処に行ったとしても、絵を描くことで心の不安と寂しさを埋めることが出来るだろう。



【鎌倉の海】

淋しい時、辛い時、嬉しい時、、、、
日本で初めて出会った海へ…
此処に立つと僕は童心の自分に戻ることができる。
心の奥にあるもの全てを隠さないようにぶちまける。
此処は僕の心の故郷だ。