《懐・情・東・山》

歴史の変遷を身に染み込むよく感じられるのは一族の歴史であると思いました。
よく目に付くのはおそらく実家の屋敷だろう。
台湾では三合院を見て、特徴として当時その一族の出身、教養、財力、家庭構成を判るものである。
当時の先祖が海を渡ってきて、台湾に辿り着いて、台湾で新たな家族の分岐を存続している時、
自分の故郷への思い為に築いた物のである。その三合院は一族の成長や発展を
ずーと見守ってきた結果として解体の運命なのか、それとも保存されるのか?極端の選択ですね。

私も同じ台湾人ですが旅人玄の家族のように歴史は長くない、子供の時に住んでいた三合院は
機能と性能は見劣りし、既に解体されて、一般よく見掛けるコンクリートの家となりました。
個人的に三合院を保存するのに珍しいことである。

今回旅人玄様の挑戦が極めて難しい事大体想像をつきます。
(詳細はホームページの旅人玄の挑戦をご覧になって下さい)
その理由あくまで個人の考えですが
建物の建設と破壊するより建築の修復作業のほうは一番難しいだと思っています。
特に、その作り方や使用した材料などの参考になる記録や資料をほとんど残さずものが多いため、
従って、復元するのにかなり苦労を掛けないと難航ですね。それで、近代の技術と知恵を利用して、
同じ近い物に修復しようと努力している人が良く知らされていないだけですが、
それにしてもきっと何処かで黙々と作業をやり続いていると思いますわ。

台湾では文化遺産の保存管理をするのかそれともコンバージョンにするのか?
それがこれから一つ大きな課題となるのでしょうね。

歴史価値があるものを大切するのに簡単ではないこと誰でも分かることであって、
それより実行するのにその中で解決できない事を解決しなければならないので、
その壁を乗越えないといい仕事が出来なくて保存の意味も無くなるのでしょうね。

歴史価値があるものを大切にする心や気持ちより実行力のほうが今回の話題となるのでしょう!
あなたの中に自分の子孫に残してほしいものはあるのでしょうか?

カク ジュン ユより(ムサビ建築科卒)