台湾国家公園・風景区

台湾の自然風景を紹介します。


■台湾は今6ヶ所の国家公園と13ヶ所の国家風景区があります。
小さい島国ですが、豊かな自然と文化に恵まれています。また、台湾では熱帯、亜熱帯、温帯の生態が台湾特有の美しい景色を創り出しています。
自然が好きな方は台湾へ行って、ぜひこの島の大自然を感じてみてください。


■台湾国家公園:

陽明山国家公園Many languages


雪覇国家公園Many languages

陽明山公園は台湾で3番目に成立した国家公園である。台北市の北端に位置し、昔に「草山」と呼ばれます。面積は約11.455ヘクタールで、毎年の一月から五月までいろいろな花が順番に咲き乱れ、色とりどりの美しい絵模様を展開します。台北市の裏庭とも呼ばれ、休日には市民がハイキングや夜景を楽しみに訪ねています。

1992年7月1日に台湾5番目に指定された国家公園である。名称は雪山と大霸尖山の「雪」「霸」の文字を組み合わせて命名され、この両山は雪霸国家公園の主要範囲となっています。北限は楽山の辺古厳山稜線、南限は宇羅尾山と大甲渓を境界とし、面積は約76.850ヘクタールで、新竹、苗栗、台中にまたがっています。


太魯閣国家公園Many languages

玉山国家公園Many languages

太魯閣[taroko(タロコ)]は、台湾原住民アミ族の言葉では「美しい」という意味です。太魯閣峡谷 台湾を代表する景勝地です。そそり立つ大理石の壁が有名です。激しい地殻の動きがすばらしい渓谷を生み出し、海岸線からさかのぼっていくと、源流は標高3740メートの南湖大山にまで達します。海辺の植物から高山植物まで動植物生態は多種多様です。
台湾で面積最大の国家公園です。台湾の中央地帯に位置し、群峰が立ち並び、奇峰は優美で、百名山が30余りあります。登山やハイキング愛好家のパラダイスです。玉山主峰は標高3952メートで、台湾島のほぼ中央部に位置する最高峰。先住民ツオウ族の言語ではパットンカン (pattonkan、石英のこと) と呼ぶ。2006年に台湾精神の象徴に選ばれました。

墾丁国家公園Many languages

金門国家公園Many languages

墾丁国家公園は1984年1月1日に台湾で最初の国家公園と指定され、面積は約18.084ヘクタールの陸地と15.185ヘクタールの海域を擁する台湾最南端国家公園です。墾丁は若者たちに人気の観光地である。熱帯林、岸壁、南国の太陽、ビーチと多彩な自然景観があり。現在では年間500万人が訪ねます。

1995年10月に台湾で6番目の国家公園である。歴史文化遺産、特に戦役史跡の保存を種に自然保護区としての機能を併せ持ちます。面積は約3.720ヘクタール、金門の総面積の約25%を占めています。金門の人文史跡は全県に21ヶ所が指定されており、その中の11ヶ所が国立公園内に位置しています。



■台湾国家風景区:

〈台湾北・東北部〉


北海岸及観音山国家風景区Many languages
東北角海岸国家風景区Many languages

北海岸および観音山国家風景区は台湾北部の台北県を中心(北海岸・観音山・野柳)とした三つの風景特定区。主な観光地としては、十三行遺跡の「八里」、夕陽が美しい「淡水」、奇岩で有名な「野柳」などがある。

東北角海岸風景特定区は台湾の東北の角に位置し、全長約66kmの海岸線です。山と海に挟まれ沿道の風景は優美です。岩石は数千万年にわたる波濤の浸食や強烈な東北季節風に風化されて、めずらしい岩石が形成されています。


〈台湾中部〉


参山国家風景区Many languages
日月潭国家風景区Many languages
參山国家風景区は台湾中西部の新竹、苗栗、台中、彰化、南投各県にまたがる風景特定区。 前の通り、(獅頭山・梨山・八卦山)の3山の景勝地を中心とする。特殊な動植物、気象、水文と独特な山岳の地形、地質などの生態の資源を持ちます。

日月潭国家風景区は台湾の南投県魚池郷にある湖「日月潭」とその周辺に広がる国家風景特定区。日月潭には「水沙連」という別名もあり、台湾最大淡水天然湖です。付近一帯は台湾原住民のひとつ、サオ族(邵族)の居住地。


〈台湾南部〉


阿里山国家風景区Many languages
茂林国家風景区Many languages

阿里山とは、嘉義県にある15の山々の総称である。最高峰は大塔山の2663m。面積は約32700ヘクタールで、そのすべてが国家風景区に指定されています。その内1400ヘクタールが阿里山国家森林遊楽区に指定されており、日の出・夕霞・雲海・鉄道・神木の「五大奇観」が有名である。

茂林国家風景区は1991年に設置された台湾南西部の高雄県・屏東県にまたがる風景特定区。高雄県桃源郷・六亀郷・茂林郷、および屏東県三地門郷・霧台郷・瑪家郷にわたり、多くの温泉や原住民文化にふれることができます。


大鵬湾国家風景区Many languages
西拉雅(シラヤ)国家風景区Many languages

大鵬湾国家風景区は台湾南西部屏東県東港、大鵬湾、小琉球にまたがる熱帯型気候の風景特定区。小琉球は本島海岸線から8海里離れ、台湾ではめずらしく珊瑚でできた島です。豊富な海の生態が観察出来て、さまざまな海のアクティビティが楽しめます。

シラヤ国家風景区は、台南県嘉南平原東部の高山と平原が交わる地区の風景特定区。広大なこの管轄地は高山と平原の交錯地を渓流が横切っていることもあり、一帯の地形は変化に富んでおり、滝やその下でしぶきを上げた泉などの景観が多く見られます。

雲嘉南濱海国家風景区Many languages
雲嘉南濱海国家風景区は台湾南西部雲林・嘉義・台南三県および台南市の沿海地区の風景特定区。砂洲、潟湖などの湿地を特徴とする。有名な観光地としては、湖口湿地生態園区、布袋漁港観光漁市、七股塩山、安平古堡、億載金城など。

〈台湾東部〉


東部海岸国家風景区Many languages
花東縦谷国家風景区Many languages

東部海岸国家風景区は1987年に設置されて、台湾東部の花蓮、台東県の太平洋沿岸地域。北は花蓮渓口を起点として南は小野柳風景特定区まで延びて、168キロにわたる海岸線。他にも秀姑巒溪と離島である緑島が含まれています。

1997年に設置された花東縦谷国家風景区は台湾東部の花蓮市近郊の鯉魚潭から台東県にまで、中央山脈と海岸山脈に挟まれた平原地帯の風景特定区。総面積は138.368ヘクタールに及ぶ広大なものです。

〈離島〉


澎湖国家風景区Many languages
馬祖国家風景区Many languages

台湾本島と大陸の間に位置する澎湖群島は、台湾本島より400年も前に開発されたところです。長い歴史を持つ古跡があり、独特の自然景観を成しています。北回帰線の真上とあって熱帯性気候のため夏季が観光のハイライトであり、リゾート気分を満喫できる。古跡めぐりや海水浴、マリンスポーツが遊びの中心となり、昔からたくさんの旅行者が訪れています。

馬祖島は中国大陸沿岸にあり、南竿島・北竿島を中心とした島嶼群である。1999年に馬祖列島は台湾の6つ目国家風景区に指定されました。台湾海峡の西北西に位置し、台湾の北部基隆から210km先のところにあります。馬祖風景区は主に花崗地形でできていて、海食、玉石の砂浜、砂丘、岩礁、断崖絶壁などは絶景そのもの。

※リンク先:台湾交通部観光局、各国家公園・国家風景区。


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